どんなに「許可を求めるな、謝罪せよ」「ダメだったら戻せばいい」と言ったところで、毎度毎度やり方を探っていては、これはスジの悪い話でしかありません。今回は「仕組みは世界を救う」の3要素についてお話したいと思います。
メソッド
どんなタスク、それが1度きりの作業であっても、必ずメソッドというものがあります。我々エンジニアは二度同じことをしないつもりでいなければなりません。つまり、繰り返しの作業はコードやワンライナーにしておくべきであり、その方法・手法については場当たり的なものではなく、自分の考えを苛め抜いてつくられたものであればあるほど、より良いメソッドと言えるでしょう。
ナレッジ
一度確立されたメソッドは、その瞬間からナレッジたりえます。ナレッジとして確立されたなら、仲間へ積極的に共有しましょう。暗黙知にしてはいけません。
ドキュメント
ナレッジを暗黙知にしてはいけません。なので、ドキュメンテーションは必須です。これを暗黙知を形式知にする、と言います。また、ドキュメント化され、仲間に共有されたドキュメントはより良いメソッドが生まれた瞬間にアップデートされるべきです。つまり、PDCAのよい循環ですね。これは形式知の集合知化とも言うかもしれません。